日本を取り巻く中国、韓国などのアジアでも、大麻への研究や医療大麻が合法化されています。
中国と大麻
中国は、医療用も娯楽用も大麻は違法となっています。
しかし、産業用の大麻のみは、生産量が世界トップクラスです。
また、中国政府は、大麻の研究は進めていますので、合法化への道に進んでいるのかも知れません。
韓国と大麻
韓国は、2018年11月、医療用から大麻が合法化されました。
しかし、合法化された医療用大麻の製品は、次の3つのみです。
- サティベックス
- エピディオレックス
- マリノール
また、これらの医療用大麻の製品が欲しい人は、医師の診断が必要となっています。
タイと大麻
タイは、今まで大麻を薬物扱いしていました。
しかし、2018年12月に医療用と研究用なら大麻を使用して良いという方針になりました。
マレーシアと大麻
マレーシアと言えば、大麻を国内に持ち込んだだけでも、死刑になり得る国です。
しかし、ムハマッド・ルクマンのケースで、大麻が合法化に進むかも知れません。
ルクマンは、医療用で無償で人々に大麻を配布しました。そこの事で、ルクマンは死刑判決を受けるのですが、オンライン請願書によって、死刑が一時停止しました。
インドと大麻
インドでは、医療用も娯楽用も大麻を認めていませんでした。
しかし、2018年11月、医療用大麻の研究だけを合法的に認めるようになりました。
日本への影響はあるのか?
日本の近隣諸国では、医療用から大麻が合法化に進んでいます。
そこで気になるのが、日本もいづれ医療用から大麻が合法化するのではないか?影響を受けるのではないか?
私としては、日本は恐らく影響は受けないのではないかなって思います。
理由としては、日本人の過半数が、大麻の基本的な知識が少な過ぎるのと、大麻を麻薬と思っているからです。
また、厚生労働省や警察の認識、立法に携わる国会議員の認識に変化が見られないからです。