ドイツは、麻薬取引法の付表1で大麻を取り扱う事ができない薬物扱いにし、大麻の製造、取引、輸出入、譲渡、所持等ができないです、本来は。
イギリスでも本来は、薬物乱用法で大麻をクラスCに指定し、大麻を所持していたら没収扱いになっています。
ヨーロッパでは、大麻が合法の様に販売されていますが、本来は違法なんですよね。
ドイツの大麻事情
ドイツは、国内の2万か所の薬局で大麻を購入する事ができます。
癌や多発性硬化症といった人なら購入する事ができるようにしていたのですが、大した症状もないのに大麻を処方するケースが多く発生していました。
大麻は自国栽培ができない状況なので、カナダから輸入しています。
イギリスの大麻事情
イギリスでは、ごく限られた人しか大麻は使用できないようになっています。
大麻製薬であるサティベックスは、患者しかアクセスできません。
それ以外の人の大麻所持は認めていません。
ただ、非公式に1オンス(28g)以下は逮捕しない方針のようです。
スペインの大麻事情
スペインは、国としては、大麻の販売を禁止しています。
しかし、バルセロナにある下記のお店で販売しています。
- Lakalada
- Faded
- The Plug
- Terps Army
- Strain Hunters
- Dr.Resin
- GWA
- Choko
ただ、会員でないと売ってくれないお店もあります。
オランダの大麻事情
オランダは、アムステルダムにあるコーヒーショップで大麻が販売されています。
- Grey Area
- Tweede kamer
- Coffeeshop Amsterdam
- Boerejongens
上記以外のコーヒーショップでも大麻を買う事ができます。
法律では大麻は違法としているのですが、5gまでは逮捕しない方針になっています。
ポーランドの大麻事情
ポーランドでは、ワルシャワにある次のお店で大麻製品を購入する事ができます。
- Dr. Ziolko
- Medico Hemp
- Trawa.store
ただ、ポーランド国内での栽培や生産が認められていないため、販売価格が上昇しがちです。
オーストリアの大麻事情
2008年7月、医療と研究のためなら大麻を合法としました。
ただ、THCが0.3%以上は違法となっています。
また、自宅での大麻栽培と公共の場での喫煙も合法となりました。
日本に帰国した際の注意点
ヨーロッパでは、大麻が合法の動きになっています。羨ましい限りです。
留学、出張、旅行でヨーロッパに行った際、知人、友人から大麻を勧められて喫煙する事もあるでしょう。興味本位で喫煙する事もあるでしょう。
ただ、ここで注意してもらいたい点が一つあります。
それは、日本に帰国した際に、体調管理には十分気を付けて欲しいという事です。
ヨーロッパから日本に帰国して、腹痛で病院に行って、病院が警察に通報した場合が危険です。
法律で、他国で喫煙しても逮捕するぞと明記しているからです。
くれぐれもTHCが0.3%を超える大麻を喫煙した場合は、体内から抜け出す期間までは病院に行かないようにしておきましょう。