厚生労働省は、大麻に「依存性がない」という間違った情報がインターネット上で流れているとありますが、それは本当なのでしょうか?
大麻の依存症についての研究報告書
全米医学アカデミーの研究報告書(1999年に発表)によれば、薬物依存の状態と診断されるのは、大麻の場合は9%としています。
薬物依存の状態とは、医学的な基準で診断されています。当時は、「精神疾患の分類と診断の手引き第三版改訂版」に基づいて診断しています。
また、タバコの場合は32%、お酒の場合は15%、ヘロインの場合は23%、コカインの場合は17%となっています。
大麻を喫煙しても依存症になる人は少ない
大麻の場合、9%の人しか依存症にならないので、100人中9人という事です。
それに対して、タバコは32%なので、100人中32人は禁煙しても止められないっていう事です。
厚生労働省のホームページの記述について
厚生労働省は「依存性がない」という間違った情報がインターネット上で流れているとホームページに記述していますが、確かに間違いではないですね。
9%はいるので、大麻に全く依存性がないとは言い切れません。