報道が間違っているのですが、韓国で大麻を使用して事故を起こしたというニュースがありました。
このニュースを見ると、まるで韓国では大麻が合法化したかのように印象を受けます。
しかし、合法になったのは、アメリカで処方されているエピディオールレックスというCBD注射器の事です。
韓国でも大麻は違法
韓国は、大麻を合法化している訳ではありません。
韓国も大麻を麻薬に分類しています。
麻薬類管理に関する法律(→韓国の法律です)で、韓国でも大麻を所持しているだけで処罰されます。
麻の葉と花茎上部を乾燥した後、タバコのように巻いて吸引すると、幻覚作用が現れるからという理由で、未だ大麻は違法となっています。
韓国で合法になっている大麻はCBD
2019年3月から購入できるようになったのは、医療用大麻って日本では言われてますが、キチンと伝わっていないと思うんですよね。
例えば、韓国で購入できる大麻は、エピディオールレックス(抗てんかん薬)です。
エピディオールレックスは、アメリカのFDAが唯一初めて承認したCBD注射器です。
なので、「な~んだ、CBDかよ!大麻(ヤサイ)ではないって事ね。」
エピディオールレックスにはTHCが入っていないのですが、CBDの含有量が半端ではありません。
1mlで、CBDが100mgです(;^_^A
エピディオールレックス1本100mlなので、CBD含有量が10,000mgになります。
簡単に言ったら、CBD含有率50%って事です。
日本で言ったら、こんな数字、プラス・ウィードでしか見た事がないです。リキッドですけど。
韓国の医療用大麻の値段
韓国の場合、薬を処方されると、自己負担は2割となっています。
しかし、医療用大麻は保険が適用されないので、全額負担となっています。
なので、例えば、韓国で大麻が合法として処方されるエピディオールレックスの1年間の処方代が3600万ウォン(約360万円)と言われています。
韓国の大卒の初任給(大企業)の年収が4200万ウォン(約380万円)位なので、結構裕福でないと購入できない事が分かります。
まとめ
韓国でも大麻は未だ違法です。
大麻を所持しているだけで処罰されます。
韓国で大麻が合法と言われているのは、エピディオールレックスというCBD注射器の事です。