CBDが大麻由来というと、直ぐに違法ではないのか?って多くの人が言います。
多くの人は、大麻取締法は、大麻全てを禁止していると思っているんですね。
実は、そこが落とし穴なんです。
そしたら、七味唐辛子なんてアウトになっちゃいますよ(笑)麻の実(=大麻の種子)って書かれているので、袋の裏を見て下さい。
大麻取締法が何を禁止しているのかが分かれば、何が合法なのか分かると思うので、そこから法学部出身者が教えますね。
大麻取締法がいう大麻|製品になると分からない
大麻取締法1条にて、法律がいう大麻が書かれています。
大麻取締法が禁止している大麻とは、大麻草(マリファナ)とその製品としています。
大麻草の製品というと、以下の物があります。
- ジョイント
- パイプ
- ヴェポライザー
- 水タバコ
- ダビング
- 食品
製品になってしまうと、中身が何なのか分からないですよね。
なので、製品の成分を分析するしかないですよね?
大麻の成分
マリファナ(大麻草)を植物油と同じようにオイルに変えられたら、見た目、分からないですよね?
そこで、近代科学に頼るしかない。
大麻を成分分析すると、大麻独自の成分であるカンナビノイドが以下を含めて100種類以上ある事が分かっています。
- デルタ9-THCA
- デルタ9-THC
- デルタ8-THC
- THCV
- CBD
- CBCA
- CBC
- CBGA
- CBG
- CBDA
- CBN
THCが人をハイにさせるのですが、THCがどれか?
THCとは、デルタ9-THCAとデルタ9-THCの事を指します。
デルタ8-THCは、人をハイにさせる成分ではありません。
大麻草には、デルタ9-THCAとデルタ9-THCが豊富に含まれているので、大麻取締法で禁止されています。
CBDが日本で合法な理由
CBDとは、上記の通り、大麻に含まれる成分の1つで、向精神作用をもたらさないものです。
THCとは異なり、不安、てんかん、けいれん、嘔吐、炎症に対して緩和するといった薬効があります。
CBDは、依存性がない事とメリットしかない事から、世界で注目を浴びている状況です。
また、日本でCBDが合法な理由としては、大麻取締法1条但し書きにいう「大麻の茎や種子」を原料にしているからです。
大麻取締法は、大麻の茎や種子とその製品に関しては、合法としています。
CBD製品の輸入に関して
日本に何かしら製品を輸入すると、怪しい物に対して、税関は成分分析はします。
ですが、その前に、輸入する物は厚生労働省に対して、成分分析と原材料の証明書を提出しています。
まとめ
CBD製品は、大麻の茎や種子を原料としているから、日本では合法です。
CBDは依存性もありませんし、ストレスや不安を緩和してくれますので、ご自身が試してみたい形(オイルやグミ等)で挑戦してみて下さい。