麻黄湯とコーヒー|ちょっと覚醒させたい時の禁じ手

薬物の知識

大麻や大麻由来のCBDの話しだと、直ぐに薬物だの何だの言われます。

CBDは合法ではないと考える人もいます。

そういう状況を踏まえて、「麻黄湯(まおうとう)とコーヒーという組み合わせは、ちょっと危険だよね」って聞いた事がありますか?という話しをさせて頂きたいと思います。

麻黄湯って何?

麻黄湯(まおうとう)とは、風邪の引き始めに飲む漢方薬です。

咳を止めたい時、頭痛がする時、寒気がして発熱がする時に飲む漢方薬です。

麻黄湯とコーヒーという禁じ手の組み合わせ

普通は、麻黄湯は漢方薬ですので、水で飲みます。

麻黄湯をコーヒーで飲む方法は、漢方薬の販売店では、推奨していません。

理由は、麻黄湯をコーヒーで飲むと、目が覚めてしまう(覚醒)、動悸が激しくなる、血圧が上昇するからです。

シチュエーション(状況)としては、前日の試験勉強として、一夜漬けしたい時でしょうか。

ただ、後で疲れがドッと来るので、覚醒の仕方としては、あまり良い方法ではありません(笑)

麻黄湯の成分について

麻黄湯の裏のパッケージを見ても、専門用語で書かれているので素人には分かりません。

ですが、麻黄湯の主成分は、エフェドリンという物質です。

このエフェドリンが、気管支を広げ、咳を鎮める効果があります。

ですので、多くの風邪薬にエフェドリンが配合されています。

ただ、眠気を誘発する成分も同時に配合されているので、エフェドリンが配合されている風邪薬をコーヒーで飲んでも、あまり覚醒しません。

まとめ

世の中には、合法な物が存在していて、組み合わせによっては(覚醒)薬物に近い物に変わりますよという話しでした。

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