近年、有名人の薬物事件が相次いでいます。
- 「どうして所持がバレたのか?」
- 「警察はどこまで調べられるのか?」
- 「自分は大丈夫なのか?」
そんな不安や疑問にお答えすべく、本記事では乾燥大麻所持がどのように発覚するのか、そして警察の法的な捜査権限の範囲について、わかりやすく解説していきます。
乾燥大麻の所持はなぜ発覚するのか?
薬物事件の多くは、突然の逮捕報道で明るみに出ます。
しかしその裏には、長期間にわたる「内偵捜査(=秘密の調査)」が行われているケースが少なくありません。
主な発覚のきっかけ
- 密告・タレコミ(知人・元交際相手など)
- 周囲からの通報(異臭や不審な行動)
- 他の事件から芋づる式に名前が出る
- SNSや写真からの分析
- 郵送・宅配での発見
いずれの場合も、「アイツ持ってるらしいぞ」という情報が、警察の捜査のスタート地点になります。
警察ができること・できないこと法的範囲
乾燥大麻の所持が発覚し、逮捕に至るまでには、警察が取る捜査のプロセスがあります。
ただし、その行動には法律による厳格な制限があります。
警察の主な捜査手段とその法的根拠
| 捜査手段 | 内容 | 法的根拠 |
|---|---|---|
| 職務質問 | 不審者に声をかけて質問 | 警察官職務執行法 第2条 |
| 任意捜査 | 張り込み・ごみ調査など | 任意で可能(令状不要) |
| 家宅捜索・押収 | 自宅や車を調べ、証拠品を押収 | 刑事訴訟法(要令状) |
| 逮捕 | 犯罪の疑いで身柄拘束 | 通常は裁判所の逮捕状が必要 |
令状主義とは?
日本国憲法第35条により、「住居や所有物は正当な理由がない限り侵されない」と定められています。
そのため、逮捕や家宅捜索には基本的に裁判所の許可(令状)が必要です。
俳優逮捕のケースに見る内偵捜査→逮捕までの流れ
2025年、俳優が乾燥大麻所持の疑いで逮捕されました。
このケースも、まさに情報提供(タレコミ)→内偵捜査→家宅捜索→逮捕という典型的な流れです。
- 2025年1月:警察が情報を入手
- 数ヶ月間、内偵捜査(張り込み・証拠収集など)を継続
- 家宅捜索で大麻を押収
- 清水容疑者と同居女性を現行犯逮捕
このように、警察は裏付けを取りながら、法的な手順をふんで慎重に逮捕に至るのです。
知っておきたい:任意と強制の違い
よくある誤解が、「警察に何か言われたら従わなきゃいけない」という思い込みです。
しかし、警察の行動には次のような違いがあります。
| 種類 | 説明 | 拒否できる? |
|---|---|---|
| 任意捜査 | 協力を求められる形の調査 | できる |
| 強制捜査 | 裁判所の令状に基づく行為 | できない(法的義務) |
たとえば、職務質問は任意ですが、令状を持ってきた家宅捜索は拒否できません。
結論:知らなかったでは済まされない
乾燥大麻の所持は大麻取締法違反であり、5年以下の懲役に処されることもあります。
「少量だから」「自分だけで使ってるから」という言い訳は通用しません。
警察は情報提供からじっくりと証拠を積み上げ、正当な手続きを経て逮捕に至ります。
最後に:疑問があるならすぐに調べよう
もしあなた自身や身近な人が疑われるような行動をしているなら、早めに調べて理解しておくことが大切です。
無知は、リスクそのものです。

