CBDオイルを1滴、体に塗った時、「皮膚を通して物質は体内に侵入するんだな!」って思いました。
経皮毒とは何か?
経皮とは、薬剤等が皮膚を通して体内に入る事を言います。
また、経皮によって起きている現象を、薬学博士竹内さんと薬学博士稲津さんが、経皮毒と呼んでいる言葉です。
具体的には、台所洗剤で主婦湿疹(しっしん)が経皮毒です。
経皮毒は、皮膚障害を初め、肝機能障害、癌、生殖障害等、皮膚から物質が体内に侵入して、病気になる事を指しています。
経皮し易い条件について
物質が皮膚を通して体内に入り易い条件があります。
物質が油かどうか
物質が油であると、体内に侵入し易くなります。
物質の分子の大きさ
研究者でないと、物質の分子の大きさなんて分かりませんが、分子が小さければ小さい程、体内に侵入し易いと言われています。
皮膚の温度
皮膚の温度が高ければ高い程、物質が入り易くなります。
特に入浴中、入浴後は非常に吸収しやすいです。
年齢
ステロイドの実験で、赤ちゃんや年配者は経皮し易い事が分かっています。
また、赤ちゃんは、皮膚も臓器も未発達のため、経皮し易いです。
肌が傷付いているかどうか
怪我で肌が傷付く事がありますが、髭剃りも肌は傷付いています。
肌が傷付いている状態では、経皮し易いです。
吸収し易い部位
ハイドロコーチゾンという物質の実験で、経皮し易い部位がある事が分かっています。
腕の内側を1とした場合、
- 頭3.5倍
- 額(ひたい)6倍
- 顎(あご)13倍
- 脇3.6倍
- 性器42倍
- かかと0.14倍
毛が生えている部位が吸収し易いです。
経皮毒の厄介な問題点
経皮毒は、直ぐには反応が出ません。
ですので、自分が使っているシャンプー、リンス、制汗剤、台所洗剤等で直ぐに皮膚がかぶれる事等ありません。
経皮毒は、蓄積された結果なんです。
皆さんは、スポーツや仕事で、筋肉痛になったらどうしますか?
湿布を貼る人が多いと思います。
ただ、湿布は紫外線という条件が加わると、皮膚がかぶれやすくなります。
湿布で皮膚がかぶれ、治るのに1年と診断された女性が、ブログで愚痴ってました。
湿布は、皮膚から物質を吸収しているって事ですよね?
経皮毒に対する反論
経皮毒は内臓に蓄積するだの、免疫疾患するなんて、都市伝説だと反論している人がいます。
竹内教授の本をしっかり読んでみると、肝機能障害、生殖障害、癌になるかも知れないと記述しているだけです。
皮膚から吸収された物質は、10日経っても、90%は体外に排出されないので、台所洗剤に使われている合成界面活性剤が内臓まで侵入してしまったら、肝機能障害が懸念されますと記述しているだけです。
まるで、あたかも教授達が断言しているかのような反論しています。
まぁ、経皮毒という言葉もまずかったかも知れませんね。
ただ、台所洗剤で皮膚障害になるのは、私の母が常々言っていましたので、皮膚障害は経皮毒と言っても良いんじゃないんですかね。
経皮毒は嘘と思うならCBDオイルで試してみろ
経皮毒を心配すると、あらゆる製品が使えなくなります。
でも、数年後、数十年後に皮膚がかぶれたり、アレルギーになったりするのは、まっぴらごめんです。
しかも、どの製品によって、経皮毒になったかどうかは、証明する事が難しい上、裁判費用や弁護士費用だってそうそう払えるものではありません。
ですので、全部オーガニック製品なんて難しいですが、一部お気に入りの物だけは変えて、自分を守ると良いんじゃないかなって思います。
また、経皮毒は皮膚障害が代表例ですが、そもそも皮膚を通して物質が体内に侵入するなんて、嘘だと思うなら、CBDオイルで分かります。
特に、貴方が体重60kgなら、5%の濃度を1滴、風呂上がりに、顎(あご)か頭頂部に塗ってみて下さい。
そして、翌朝、どんな気分になるか感じてみて下さい。
ちなみに、性器に塗ってもCBDオイルの場合、効果は感じません。物質によって、皮膚は吸収し易い部位が異なるようです。