CBD製品を眺めていると、何やらアントラージュ効果という言葉が書いてあります。
調べてみても、フランス語なのか?英語なのか?
アントラージュ効果とは何か?
アントラージュ効果は英語です。an entourage effectを翻訳すると、アントラージュ効果となります。
人間に有効な大麻の成分カンナビノイドは、未だ研究段階です。
精神作用のあるTHC(テトラヒドロカンナビノール)は分離した方が良いと多くの人は思うでしょうが、研究するにつれて、CBDはTHCと分離させない方が良いという事が分かりました。
アントラージュ効果の事を側近効果とか、相乗効果とかで訳している人がいるのですが、意味不明です。
メショラム博士、イーサン・ルッソ博士の研究論文の中で、アントラージュ効果という言葉が出てきます。
カンナビノイドは、THCが有名ですが、他にもCBDや、CBDV、CBDG、THCA、THCVがある事が分かってきて、それぞれを分離して単体で医療として利用するより、カンナビノイドは混在していた方が効果があるようだというのが、アントラージュ効果と呼ばれているものです。
アメリカでは当たり前の話し
アメリカでは、CBDオイルを健康・医療補助として販売されています。
CBDオイルにも、若干ですが、THCが含まれています。
THCが含まれているからと言って、精神作用を及ぼす程の量はありません。
アメリカの研究者の間では、アントラージュ効果は当たり前の話しとなっています。
ですので、CBDオイルはTHCが分離されていないのが多いです。
CBDと睡眠やアルツハイマー病について
CBD製品を、睡眠やアルツハイマー病として利用しようかと検討している人はいると思います。
睡眠に有効なカンナビノイドは、CBDN
アルツハイマー病を予防するカンナビノイドは、THCV
それぞれ異なる効能がある事が分かってきていますので、CBD製品を購入する際は、フルスペクトラム(full spectrum)と書かれている製品を選ぶ事です。
フルスペクトラムが、カンナビノイドが分離されていないCBD製品となっています。